時代劇が好きなのだ

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今の時期、ルパンファンとしては何かと落ち着かない心情なわけですが、今年は幸いにも他の楽しみのお陰でその憂鬱を忘れております。
ええ、次の木曜から始まる時代劇ですよ。あー楽しみっ!
時代劇好きといっても、何にでもハマれるわけじゃないんです。最近ではテレ東の「よろずや平四郎」が期待以上で嬉しかったですね。「風林火山」も面白いけどちょっと暑苦しくて。戦国だからこんなモンかとは思うものの、やはり秘められた熱さの方が私は好きだなあ。
(時代劇じゃないけど、同じ理由で「マチベン」も前作の方が好き^^;)

で、木曜時代劇「陽炎の辻 ~居眠り磐音 江戸双紙~」。
放映前から気が早いですが、私好みの要素がてんこ盛りで期待がふくらんでます。

主演については言うまでもないですね。待ってました!と大向こうから声を張り上げたいくらい、この時代劇枠に登場してくれるのを切望してました。
腕の立つ色男というと、私の世代では「腕におぼえあり」の青江又八郎@村上弘明氏と「御家人斬九郎」の松平残九郎@渡辺健氏が双璧で印象深いんですが、彼らに続いてくれることを願ってます。キャラクターとしては今回の坂崎磐音が一番好みかも。多面性というか意外性というか、いろんな点でギャップの大きいところがね。童顔ながら厳しい顔つきや憂いの表情も魅せてくれる山本耕史氏、これはピッタリの役じゃないかな。見た目も斉藤(一)を彷彿とさせる髪型や、黒の着流しがお似合いで。そしてポイントはやっぱり赤なのか、似合うけど。

モチロン殺陣にも期待大。アクション大好きですから。又八郎も斬九郎もそれぞれ殺陣が良くて、また色気が滲んでいたんですよね。今回宣伝でも殺陣を強調しているし、ちらっと見た映像ではなかなかイイ感じだったのでワクワクしてます。そういえばBGMも良かったな。
あとは裏長屋住まいというのも、江戸の庶民って割と自由で生き生きしてるし女性が強いので、楽しい描写が見られそう。色恋はまあどーでもいいんですけど、主人公がソッチ方面に鈍いらしいから、その天然っぷりが楽しみです。

そうそう、「組!」ファンとして見逃せないのが、共演の佐藤B作氏ですよ。また上役っぽい役回りで絡んでくれるようでニクい配役だなあ。源さんこと小林隆氏も出演されるそうですし♪
ニクいといえばもうひとつ。時代劇枠が金曜だった頃の9年前、館ひろし氏主演「いねむり紋蔵」の長男だったんですよね。作品は違えど「居眠り」キャラは父譲り?(笑)。狙った訳じゃないでしょうが、当時を思い出すと楽しい偶然です。

今回、幸い原作は未読なので、放映終了まで封印する予定。読みたいけど比べてしまうのが嫌なので。とにかく面白ければ何でもいい!という単純な心持ちでドラマを楽しみたいと思います。

そして更に気が早いけど、その次の木曜時代劇、佐藤浩市氏主演の「風の果て」も楽しみなんですよ。
これは藤沢周平作品なので既読ですが、小説ならではの独特な構成で、映像化は向かないと思っていたからビックリしました。その辺は大胆にアレンジされているようで、これは原作と違った部分がむしろ楽しみ。何といっても浩市さんですからね!
あぁ~今年は時代劇が豊作だわ~(ホント気が早い^^;)

ところで男性ばかり語ってしまいましたが、時代劇の女性で一番好きなのは「御家人斬九郎」で深川芸者を演じた若村真由美さん!
粋で気が強くて腕も立って、カッコ良くて美しくて艶があって最高でしたね。しかも斬九郎との距離感がイイんだなあ。惚れ合っていながら互いに歯牙にもかけないとばかり憎まれ口を叩きあって、色恋だけでなく男女を超えて信頼し合う相棒みたいな面もあって。背中合わせの殺陣シーンとか、「斬九郎!」と呼び捨てちゃったり凛々しかった~。
私の中で彼女を超える女性キャラは、まだお目にかかれていませんねえ。

いずれにしても時代劇が活気づいてくれるのは嬉しい限りです。
まずは「陽炎の辻」の奮闘を大いに期待。是非ヒットシリーズになって欲しいものですがどうでしょうか。あ~、木曜日は早く帰ってこなくてはっ!

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