遅まきながら

| (ルパン三世) | コメント(0)

読みました...、ルパンマガジン。
今年のTVSP話はもう打ち止めにするつもりだったんだけど、見ちゃったら言いたくなりました。
やっぱりね、漫画の方が面白かったよ(^^;

この展開をTVSPでは出来ないんだろうけど。(TVシリーズなら出来るかもしれない)
ストーリーはともかくとしても、見せ方とかテンポとか、同じシーンでも断然漫画の方がいい。好み。
それと、キャラクターの言動。TVSPの各所で個人的に気になった、ちょっとした細かい部分などがかなり解消されていて嬉しかった。女性キャラたちはこちらでも描ききれてなかったけど("妖刀"の意味も無かったし)、設定も見せ方もマシだと思った。やはり「描き手次第」なんだろうか。
五右衛門がおいしい役どころだなぁって思ったのは同じですね。目を点にして「ま...またつまらぬものを...」って絶句しちゃうところ、爆笑!
パースリで「ダイヤは斬れん」と言ってたけど、ここでの彼も"斬れないものもある"ことを自覚していそう。剣士として、しっかり限界を見定めてる五右衛門の方が好きです。それでも、ルパンにからかわれるとついムキになっちゃうところがイイんですが(笑)
(深山さん、も少しちゃんと袴を描いてくれると嬉しいんだけどな~;)

いや、それよりも気になったこと。TVSPスタッフのコメントですよ。
「ルパン三世を見て育ったヤツらが、一番面白いと思うルパン三世を作っているんですよ」
.........;
ホントか? これ、本当なのかっ!?
だとしたら彼らは一体どんなふうにTVシリーズを見ているというのだろう。
単なる宣伝文句であってほしい。これが本心の言葉なら私的には救いようがない。TVSPの出来そのものよりも哀しいですよ。。。

懐古趣味と言われそうだけど、ルパンマガジンで一番楽しみなのが飯岡氏の「ルパンと共に35年」。制作の裏事情に疎いのでとても興味深いです。もちろん書かれているのはほんの一部のことだと承知していますが、話作りに関心があるため、脚本側に当てた視点が実に面白い。「やっぱり」「成る程」と頷くこともあり、「えぇっ、そんなことが!?」と驚くこともあり。新ルにも首をかしげたくなる作品は数あるけれど、熱い現場だったんだなぁと感じますね。

いま、現場は熱いのだろうか...?

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