尽きない魅力

| (新選組!) , (ルパン三世) | コメント(0)

新装開店したKon-Tents!へようこそ!
サイトでお伝えした通り、従来のKon-Tents!ページとブログを一本化し、URLも変わりました。余所様からのリンクはないと思いますが、もしもブックマークなどございましたらお手数ながら変更をお願いします。
ここ最近のso-netブログの重さに閉口して移転を急いだため、まだ不備な点が残っているかもしれません。お気づきの点などありましたら、ご連絡いただければ対応します。
まだまだルパンたちや新選組!について語り倒していくつもりです。今後ともご贔屓くださいませ。

さて、当Kon-Tents!では「ルパン三世」と「新選組!」が話題の2本柱であります。
私がこの2作品に惹かれる理由――言葉にするのは野暮なようですが、この機会に改めて考えてみました。それぞれについて語ろうとしたら意外と共通点が多かったので、以下のような箇条書きに。

<共通する魅力>
・己が選ぶ生き方を、彼らなりの美学を持って貫いている
・社会の枠組みから外れた存在である (※)
・主人公と相棒とのコンビがツボに嵌っている
・メインキャラすべてが個性的で、それぞれに甲乙付けがたい魅力を感じる
・人間関係が興味深い
・何度見ても飽きず、深読みできるドラマがある
・少なからず笑える要素がある
・目的のために手段を選ばない部分がある
・善悪や正邪で計れない深み
・安っぽい言葉などに頼らない表現方法
・秘めた熱さがある
・脚本と音楽

<正反対の魅力(前者がルパン/後者が組!)>
・深刻になりすぎない軽さ/内容の重さと悲劇性
・限界や不可能を超越する痛快感/どうにも為らないやるせなさ
・独立性の強いキャラが共存する妙/人との絆を核とした描写や展開
・良くも悪くも適当なところ/綿密に計算された構成
・別世界として楽しめる気楽さ/ドラマと割り切れない共感性の高さ

<それぞれ違った魅力>
ルパン三世
・トリックや意表をつく展開
・ルパンの天才性
・終わりがないストーリー
・何でもアリの無節操さ

新選組!
・実話や歴史との関連性を知る楽しみ
・歴史の波に翻弄されつつ信念や夢を貫こうとする一途さ
・キャラクターの成長
・役者たちのシンクロ具合と、視聴者との間に生まれる連帯感

私自身が魅力を感じる点です。皆様はいかがですか? キリがないけどまだまだ忘れていそう(^^;
思いつくまま書き連ねただけですが、総括的な解説で纏めても面白くないので、今後それぞれへの感想などで語っていきたいです。

ブログも創作も、自分の楽しみのために書いています。
でもそれらを読んでくださる人がいれば嬉しいし、それがコミュニケーションに繋がったら幸せなことです。
なかなか更新できないときもありますけど、これからもどうぞよろしくお願いします!

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(※)「社会の枠組みから外れた存在」:
泥棒のルパンたちは当然ながら、新選組はどうでしょうか。
そもそも百姓が武士になろうとする時点で当時の社会秩序を乱しているわけですが、幕臣となるまでは身分的にも曖昧ですし、武士になれたら今度は賊軍として反体制側になってしまいます。
そして別の観点から注目したいのは、治安維持という職務です。小説「レ・ミゼラブル」にこんな言葉があります。「社会はふたつの階級の人間を閉め出している。社会を攻撃する人間と、社会を守る人間である」と。その意味では銭形も同じですね。

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