成功の元...と信じたい。

ちょっとした日常管理に使っている計算の一部に入力ミス（勘違い）があって、過大な値が出るようになっていたのです。
あっ間違ってるかも...と疑問がわいたとき咄嗟に、気づかなかったふりをしよう、と思いました。
自分のために確認するだけのものだし、直すとしても今後の分のみ修正すれば、過去の分はもうそのままでいいじゃん、とも思いました。
逃避です。好ましくない真実を知りたくなかったので。

2日間、葛藤しました。

で、結局、すべて直しました。

自分を誤魔化して喜んでるなんて虚しいだろ！という、ごく当然の結論に至りました。
考えるまでもないことです。

しかし、大いに凹みました。
これが例えばプラス思考であるとか、利のある方向へ進むために自分を制御するなら良いのです。
が、方向性として明らかにマイナスであるのに、ぬか喜びの世界に浸っていようと本気で考えた自分に対して、凹みました...。

そしてすべて修正したところ、予想した以上に好ましくない結果が現れて、さらに凹みました。
喜んでいた自分は大馬鹿です。
いや、最初からこの結果が出ていれば、なんてことなかったのです。全体から見ればむしろ良い方ですから。
間違えた結果に喜び、事実を知って凹んだ。それだけの一人芝居です。
だからこそ一層泣けてくるんですが......嗚呼。

数日の間落ち込んで、ようやく冷静になってきました。
当たり前のことですが、事実を認識するからこそ、ちゃんとした対応ができます。
そもそもそのために使っているものなので、ここで正しく修正しなかったら、今後もずっと間違った対応をとり続けていました。そうなっていたら傷はもっと大きかった。
誰のためでもなく自分自身のために、やはり逃げずに向き合わなきゃダメですね。

...こうして書いてみれば、実に当たり前のことばかりです。
でも、当たり前のことって難しいものだと、改めて思い知らされた失敗でした。

せっかく気づいたのだから、これをバネに成長するのだ！...と、自分を励ましています。
「転んでもただでは起きない」というより、転んだ後の対処こそが最も大事だと思っているので。
「災い転じて福と成せ！」がモットーのひとつです。
これぞプラス思考（笑）