さて、「PLAY THE LUPIN "clips"」の感想を書くつもりでしたが、ちょっと目を引いた記事があったので、今日はこちらを取り上げてみます。
予測不能の大ヒット!「名探偵コナン」現象が勃発中!卒業したファンが戻った?
※リンク先はシネマトゥデイのページ
ブーム最高潮の時期でもなければ、○周年記念作でもないヒット現象は異例なこと......だそうです。
3月27日放送の「ルパン三世VS名探偵コナン」も視聴率19.5%だったとか。(これ、タイトルはルパンが先だったのね。両親がルパンメインの作品と勘違いしたのも無理ないわ ^^;)(あっ、「ルパン対ホームズ」のもじりか。気づくの遅っ!)
で、その異例なヒットの理由について、構成や展開の原点回帰が「卒業したファンをも呼び戻している」のではと推測されていました。
本当にそうなのか?はわかりません。
コナンのことも、そのファンのこともわかりません。ヒットといっても見たファンがどれだけ満足してるのかもわかりません。が、実際にそうなのだとしたら、なるほどなあと思うところはあります。
長く続いたシリーズって、どうしても最初とズレてきますよね。むろんマンネリになっても困るし、話や展開がだらけてくることもあるでしょう。ただ、ファンが望まない(面白味を感じない)方向に進んでしまって、それを制作側が気づかないというケースもあります。
その点で「原点回帰」というのは、ひとつの方法として間違いないと思います。
映画とTVで媒体は違うけど、同じTV局系列ですし、このコナンのヒットが制作側に何かを考えさせる可能性はありますね。
だからといって期待する気はないですけども。
原点といっても上っ面じゃなく、もっともっと深い、今の地盤を全てぶち壊すくらいの覚悟がないと、「卒業したファンをも呼び戻」すような作品は創れないと思うのです。
期待できないのは、「創れない」と思うからじゃない。「創る気がない」んだろうと思わされるから。
チャレンジしてくれるのなら、失敗しても応援できるんですけどねえ...。
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