修行が足りん・・・

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しばらく小説にかかりきりで、こちらの更新が2ヵ月近くも滞ってしまいました。ここを覗いてくださっている方、申し訳ありません~。

先の10月10日、我らがFellowsも2回目のお誕生日を迎えました。ちょうど1年前のその日に初作品を載せていただいた私も、同時に1年目を迎えたわけです。
・・・早い。本当に早い。
1年間コンスタントに書き続けてこられたなんて、未だに信じられません。

好意的なご感想に気を良くして、ひたすら我が道を走ってまいりました。とはいえBBSやメール(←何気にリンク/笑)でお話させていただくのは数人の方なので、実際にどれほどの方々が読んでくださり、どんな風に思われているのかは見当もつきません。私が出没し始めてFellowsの評価が落ちていないか気がかりですが、お客様が激減してはいないようなのでひとまずほっとしています(^^)
ほとんどが自己満足の創作活動ではあるけれど、やはり見てくださる方がいると感じられることは、とても大きく私を支えてくれます。心から感謝しております。

あらためて、本当にありがとうございます! そして、これからもよろしくお願いいたします。

お誕生日記念に、ついまた長編を載せていただいちゃいました。続きモノというのは、書き手もそうですが、お読みくださる方々にも、労力の割に見合うものをお届けできない気がしてなかなか手が出ません。それでも普段の短編では書ききれない部分をじっくり書けるのは楽しいんですけどね。
それに「囮」シリーズは、ゲームのコンテンツを離れた単独のストーリーとして初めて書いたルパンなので思い出深かったりします。あぁ本当にあれから1年経つんだなぁ~・・・(しみじみ)

さて。
たいへん個人的なことですが、10月はやけに起伏の激しい月でした。
「禍福はあざなえる縄の如し」――などと言えばどこかのお侍のようなれど(笑)、とても嬉しいこと・楽しいことがあった一方で、災難に遭ったり落ち込んだり・・・。以下は私事の愚痴ですが、誰にでも起こりうる災難についてだけを綴っているので、みなさまもどうか用心してください。

ひとつ目は、交通事故です。
小さな交差路で、原因は相手の一時停止無視。衝突されたのは後輪の辺りで、相手から見れば目の前を横切っている車に突っ込んだことになります。ぶつかるとき、助手席の私は迫ってくる車に驚いて後方を眺めてました。背をひねって振り返っていたたため首でなく背中がムチウチに。幸い大したコトはなくすでに完治しました。しかしムチウチになったのは私だけ。日頃の運動不足が祟ったのか? ちょっと情けない気分(^^;
ともかくそのせいで出勤が遅れるわ、仕事中にだんだん身体が痛くなるわ、医者に行って半日×2回も時間を潰すわ・・・不幸中の幸いなのは解っているけどエライ目に遭いました。
それにしても、失敗をするのは仕方がないとして、その後の対応に人間性が出るよなぁとつくづく感じました。相手の若い男性は動転していたのでしょうが、自分の車ばかり気にした挙句、「ブレーキは踏んだ」とひたすら主張。状況を見たお巡りさんに「止まれなかったんだから言い訳だ」と一蹴されていました(当り前)。故障かどうかは調べればすぐにわかるんだし。謝って不利になるのも困るだろうけど、見え透いた弁解や責任転嫁は不信感を煽るだけですよね。しかし落ち着いてから謝りに来たので、これを教訓としてイイオトコに成長して欲しいものです(笑)←老婆心?
父はそれまで2度も加害者の運転ミスで正面衝突を食らってますが(それで生きてるんだから不運なのか強運なのか)、私自身が当事者になったのは初めてでした。事故は、誰でも被害者にも加害者にもなる可能性があります。みなさんもどうか気をつけてくださいね。

ふたつ目は、引ったくりです。
これは私ではなく、十数メートル後ろを歩いていた50代の女性が被害者でした。場所は地元(埼玉)の駅前で、夜の8時過ぎ。仕事帰りにネタなど考えつつぼけっと歩いていた私は、「ドロボー」という背後の声に気づくのが遅れ、横を通り過ぎた犯人が暗色系で固めた二人乗りスクーターだったことしか見ていません。正直言って、私も(周囲の人同様)見なかった事にして立ち去ろうかと迷いました。声をかければそれだけで済まないのはわかってるし、昼間に比べて冷えて寒かったし(^^;
結局、携帯から警察に通報して事情聴取までお付き合い。盗られたバッグには現金数万と身分証明やカード・通帳がごっそり入っていたそうです。現金は諦めるとしても、暗証番号にした誕生日は免許証に書いてあり、身分証明だけで借りられる無人のローンもありと、下手すればカバンひとつで大変な被害額です。と、知ってはいてもいざ目の前に事実として突きつけられると、さすがにぞっとします。くれぐれもカバンは車道側で持たないように、貴重品は最小限にしてできれば分散して所持するように気をつけなければ・・・。
それでも怪我がなくて幸いでした。知り合いで引ったくりに遭った女性が二人いますが、高齢の方は転んで骨折し、長くリハビリしても元に戻らないと嘆いていましたから。
警察が来るまでの時間、ほんとに待ってる時間というのは長く感じるものです。途中、「もう一度電話してもらえませんか」と頼まれたのが通話を切って10分後。少々気が咎めたので20分待つことにしたら、ちょうどその程度で警察が到着しました。そういえば先の事故のときも同じほどの所要時間で、やはり「遅い遅い」と言っていたような。2週間の間に2度も警察を呼ぶとは、あんまり嬉しくない経験を積んだものです(笑)
来てくれたお巡りさんは好ましい人でした。当り前のようですが、開口一番が「怪我がなくてよかった」、油断があったと自分を責める被害者に「悪いのは犯人だ」ときっぱり答えていました。普段の心がけとして注意を促す言葉と、被害に遭った直後の人にかける言葉は違わなくてはならないですよね。私もうっかり心無い言葉をかけなかったか自省してみたり。
数日後、被害者の女性から現金以外はほとんど落し物として戻ってきたとの連絡とお礼がありました。あちこちにバラ撒かれていたのを何人もの人が届けてくれたとか。あの夜の風はちょっぴり冷たかったけど、そればかりでもなかったようです(^^)
しかし案の定風邪を引き込む私(情けなさ過ぎ)に、更なる追い討ちが・・・

みっつ目は、パソコンのトラブルです。
風邪で予定をひとつキャンセルしたので、気になっていたPCの整備につい手を出したのがいけなかった。といってもメニューやお気に入りの整理、簡単なツールソフトの導入、ソフトのバージョンアップ程度の簡単な作業だったんですが、念のため復元ポイントを置いたり各種設定を保存したり、もちろんデータのバックアップもとって、一応の用心はしたのです。しかしツメが甘かった。まさかデータ保存側のハードディスクまで白紙になる事態に発展しようとは・・・(涙)
作りかけの書類やテキストがほとんどなかったとはいえ、逆にそれがあればもっと用心したに違いなく。外部メディアに保存したら助かったのに、そのひと手間を惜しんだことがつくづく悔やまれます。
結局週末は届いたルパンのDVDを横目で見つつ泣く泣くPCの復旧作業です。それが予想外のトラブル続きでバックアップのコピー、予備ハードディスクとの交換、再インストール・・・ことごとくダメで立ち上がりません。DOSやBIOSまで操作しても解決せず、真っ青になって夜通しパソコンと向き合いました。ノートPCでトラブルシューティングを検索し、ようやくハードディスクを認識させることができたとき、中にあったデータはすでに無く、復元ツールを使っても影も形も見つかりませんでした(号泣)
3ヶ月前にシステムを含め全てのバックアップをとっていたので、それ以降の状態には戻りました。しかし消えてもいい不要なデータは残って、残したかったデータが消えてしまっている哀しさ。長くPCを使っているためこんなトラブルは初めてではないものの、手順は慣れても気持ちが慣れることはありません。実害よりも、精神的に消耗する作業です。ホントにバックアップはこまめに、外部メディアに保存するべきです。・・・だけど以前、保存した外部メディアが読めなくなって泣きを見たこともあるので、大事なデータは複数のバックアップを取っておく必要がありまする。
ちきしょーっ、パソコンなんて大嫌いだぁぁーーっ!!

以上、他人事ではない災難について羅列(気晴らし)してみました。お気楽な私もさすがに鬱な気分に陥りましたが、ふと興味深いコトに思い当たります。どうやら自分の心持ちは、そのとき考えているテキストに引きずられる傾向があるらしいと・・・(^^;
気を滅入らせる要因は月初めからもあったのに、ある時期まではさほど気になりませんでした。それが、ちょうどテキストの境目だったんです。
没頭していた長編を書き終えて気が緩んだせいもあったでしょう。ただ、それまで書いていたのはルパンと次元の話です。見解は様々でしょうが、私の中にいるこの二人はあまりあれこれと深く悩むタイプではありません。彼らと入れ替わりに頭を占めたのは、五右衛門さんの話なんであります(笑)
五右衛門の心理を掘り下げて考えていると、ルパンたちと居る刺激や心地好さを楽しみつつも、そこで出遭う様々なことに揺さぶられたり、迷ったり、己の未熟さを痛感して修行に出たくなる気分にどっぷり嵌ってしまいそうになります。モチロンいつもそうではなく、今度のようにたまたま災難などのために心境が重なったときだけでしょうけど。
・・・う~ん、修行が足りん(笑)

ストイックで己に厳しい五右衛門も好きですが、ちょっと洒脱で酔興(粋狂)なところのある彼も好きだったりします。私の精神衛生のためには、こちらの五右衛門さんのほうがよさそうです(笑)
まったく厄介なキャラクターの五右衛門さんですが、せっかくなりきった(?)以上、しっかり彼のお話を書き上げたいものです。そして憂さ晴らしにたっぷりと活躍させてあげたいものです。完成はしばらく先になりますが、どうなることやら・・・請うご期待!? →【追記:このころ書いていたのは闘祭用コラボの五右衛門ver.でした(笑)】
 (しかしこの戯言コーナー、だんだん日記風になってますね ^^;)

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