「終わっちゃったね...」

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4日の昼過ぎに母から電話がかかってきた。どちらからともなく、そう呟き合った。
ぽつぽつと感想を語り合っているうち気持ちが揺さぶられたのか、ふいに泣きそうになる自分に驚いた。
昨日は真面目に仕事をしているとき唐突に思い出して、感情を鎮めようと深呼吸したりもした。
本屋の新しいTV雑誌の山に、もう「組!!」の記事は載ってないんだな...と寂しくなった。

でも、本来なら一昨年の暮れに終わっていたドラマ。
もう一度盛り上がれたことが、プレゼントのような祭りだったのだ。祭りが終われば寂しいのは当然で。
だけど。
もう一度、山本土方を見たい。最期までちゃんと戦わせて、かっちゃんに逢わせてやりたい。そう思っていたのに、そして満足できたはずなのに、...やっぱり哀しくて、寂しくてならない。
最初からわかっていたことなのに、山本土方の最期を見てしまったことは、予想を超えた衝撃だったようだ。
どんな想像も、ビジュアルの力には適わない。改めて思い知らされた。

ドラマ自体は暗さや悲しさが強調されることなく、変に勿体つけることもせず、人によっては或いは物足りなさを感じたかもしれない。
でもそれがかえって、私のようなタイプにはぐっとキてしまう。あと一歩粘って描写されたら醒めてしまうところを、惹きつけられたまま最後まで突っ走られてしまった。息つくところが無くて...あ、だから初見では混乱が増したのか。普通はどこかで自分を整理する暇があるんだけど。「組!」でもそういう回はあったとはいえ、今度は時間が倍だったし...。

......さて、どこから語ろうか。
前回の記事を読み直してみたけど、恥ずかしいくらい文章としてまとまっていない。今でもそうだけど、冷静になれないうちは文章にまで気なんか回りゃしないので、それはご容赦いただくとして。

そうだな、やっぱり、山南さんからにしようかな。
というわけで、気持ちを整理しつつ、次から「組!!」について語っていきます。

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