愛してるんだけどバトン

| (新選組!) | コメント(3)

お二方から、偶然にも同じネタで回していただきました。
気づくのが随分遅れてしまって(おまけに回答も遅くなってしまって)すみませんでした!
ご無沙汰ばかりなのに私を忘れずにいてくださって、ありがとうございます~(涙)

作品は、「新選組!」
キャラクターは、みゆさんから「一番お好きな人」、なばさんからは「隊長(局長ですよね)か副長」

ふふふ、お二方ともわかってらっしゃる♪
一番好きな人と言われれば局長と副長ですから、どちらにするか迷いましたよ。
結局は答えやすかった副長を選びましたが...、局長もかなり出張ってます。私にとって局長と副長はワンセットなので(←コンビ好き)、片方のみでは語れませぬ。

ルール >>
1: 包み隠さず全て語ること。
2: アンカー突っ走るの禁止。
3: 指定されたキャラは男の子である事。
4: また回されても何度もやる事。
(ごめん、2.の意味がわからないんですが...必ず回すことって解釈で合ってるかしらん?)

回答 >>
1.初めて出会った場所は?

リアルタイムの初見は第3話でした。最初見逃した...というか大河ドラマに失望してたので、好きだからこそ見たくなかった。
面白かったんだけど、近年裏切られ続けた不信感が拭えず、33話を観てようやく、これは信じられると確信できた。遅かった...。毎週観ていた親はとっくにハマッてたのに。
かっちゃんとトシは、第一印象から良かったです。映像ではね。写真だけではピンと来なかったけど。いま見ても初期に撮られたダンダラ局長はコスプレみたいだもんなあ。
「組!」以前の新選組との出会いは漫画でした。和田慎二の「あさぎ色の伝説」。小学生のとき。それから興味を持ちました。

2.どこに萌える?

一言で言えば、名コンビなところ!
あ、副長について語るんだっけ。
やっぱ「かっちゃん命!」なところでしょう。そのためにはキレイごとに留まらず文字通り「なんでもする」という半端じゃないところ。揺るがないところ。
そんな決意を秘めた顔、修羅を背負った冷徹な顔、垣間見える切なげな顔...に萌えますね。
しかし想いの強さ・深さが壮絶すぎて、受け止める側も大変だよね。それだけの器があればこそ成立する関係なわけで。互いにせめぎ合いながらも共に前へと進んでいく様が一番の萌え(燃え)です。

3.S?M?どっちで居て欲しい?

うーん、副長って、見方によってどっちにも受け取れそうじゃないですか。
鬼の副長としてはSだけど、むしろ自ら進んで傷つく点ではMか。しかも、かっちゃんのため...でありながら、そのかっちゃんに対しても厳しい。「俺でも(切腹)か?」「当たり前だろ」ですからね。
やはり副長の場合はMというより、Sのベクトルが内外関係なく全方向に向いている気がする。自分自身にも組の内部にも。
ってことで、Sでお願いします、副長。

4.どんな仕草に萌える?

かっちゃんを見詰める眼差し。...って書くとなんかやらしいな(爆)
だってトシの目が好きなんですよ。伏せた目をキッと上げたときの決意した瞳とかも。
言葉と気持ちが裏腹だったりするので、目で心を語るところがたまりません。無言で交わされるアイコンタクトなんて最高です!
...これって仕草といえるか微妙?
仕草らしいところでは、指で髪を払うのなんか艶っぽいですね。ちょっと照れが入ったり、きまりが悪いときに出やすい仕草なので、その辺も萌えるかな。

5.好きな所は?

かっちゃんが大好きで一途なところ。
自分が汚れようと傷つこうと、仲間を失おうと、かっちゃんの意に沿わない悪巧みだろうと、かっちゃんのために必要と判断すれば容赦なく進めちゃう実行力。それを知られて「多摩に帰る」と言われれば胸倉引っ掴んで説教し、激怒されても、「あんたがそうしろって言うんなら俺は腹を切る」とまで極めた覚悟。
それでいて、見かけによらず仲間思いなところ。本庄宿で山南さんに助け船を出したり、平助の離脱の時や、松原の"心中"事件、左之助の祝いに遠慮したり。ちょっとひねくれてるけど、そういう損な性分にも惹かれるなあ。自分は間違ってないと言い切るのも、そうと信じて突き進まねば仲間の死が無駄になってしまうとの想いもあるからで。
でもかっちゃんや総司・源さん・斎藤・山崎・島田など、わかってくれる人がいるのがまたいいんですよね。

6.嫌いな所は?

何だろ...、いま思いつかない。
少々物足りなかったところはドラマの後半、副長の活躍(暗躍)が描かれなかったことかな。ドラマの構成上は仕方ないんだけど、いろいろ情報収集や裏工作もしているはずなので、その辺りも見たかったです。

7.望んでいる事は?

もう突っ走ってください。かっちゃんのために。
止まってる姿は見たくないので、信じる道をひた走ってほしい。(結果そうなってますが)

8.絡んで欲しいキャラは?

そりゃあ局長と! あ、書くまでもないですか。そうですね。
他には、やはり山南さんかな。
うまい言葉が見つからないので語弊のある表現になりますが、この二人はどうもトシの片思い→失恋に見えてしまうんですよ。トシは山南さんを追いつめてしまったけど、彼が逃げてしまうとは全く思ってなくて、信じ切っていましたからね。信じたかった...というのが正しいかな。山南さんの心はすでに離れていたのに、二人で芹沢一派に立ち向かった頃の彼に戻って欲しくて、強引にでも修羅の道へ引き戻そうとした。それこそに嫌気がさしていた彼がリタイアしちゃったのは無理もないですけどね...。この擦れ違いが辛いよなあ。...あれ? 喩えが悪かったせいかメロドラマみたいになってしまった。
そんなわけでシリアスなシーンはお腹一杯なので、二人がコントっぽく絡んでいるところを見たい。ツッコミと天然ボケでほのぼのと(笑)

9.描くときに主張している事は?

描(書)くとしたら...ですが。
どんな相手と絡んでも、いかなる状況に出くわしても、彼の中に局長の存在があること。
そして局長が、それだけ想われるに値する、真摯で器の大きい漢であること。
読む側・見る側としても、この2点が欠落している作品は好きになれないですね。ここが新選組の核だと思っているので。

10.家族にするなら

あんまり近しいのはちょっと...。イトコくらいなら。

11.学ラン・ブレザーどっちを着て欲しい?

うーん、ブレザーにしときましょうか。
どちらにしても襟元は開けそう。でもコルク袋の紐が見えるほど開けるのはヤバイですよね。学生服なんだから(^^;

12.私服はジャージ・ジーパンどっち?

いちおう体育会系なのでジャージもありだと思うけど、私服ならジーパンかな。

13.結婚したい?

したくないですよ(笑)
むしろ山崎か島田になりたい。斎藤でもいい。

14.最後に愛をどーぞ

永遠に局長の女房役でいてください。
...あれ? 私の愛、伝わってます?
そういえば組!メンバーは昨年も忘年会したそうですね(29日)。さすが副長!
「新選組!」は不滅だー!!

15.回したい方を

これ、一番困るんです。他に友達いないんで(泣)
なので、「新選組!」をご覧になった方、「貴方が一番好きな人」というお題で、どうかバトンを受け取ってやってください。お願いします!!

以上、とても楽しく回答させていただきました。
けど語り足りないなあ。量じゃなくて、もっとこう適切な言葉が出てこないというか。もどかしい~。
まあこれ以上暑苦しく語るのもなんなので、この辺で。
なばさん、みゆさん、回していただいてありがとうございました!

-------------------
余談その1:
平助、おまさちゃん、それぞれご結婚されるそうですね。おめでとう! どちらも相手の方は存じ上げませんが、お幸せに(^^)

余談その2:
今日見つけた記事 「PKと日本武道
その試合は見ていなかったけど、まったく同感です。武道の必修化は球技全般のみならず、今の日本に欠けているものを少しでも補ってくれると思います。願わくば良い指導者に恵まれて欲しいですね。
更には、時代劇の活性化に繋がることを願う!(笑)

コメント(3)

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konさん、今年もよろしくお願いしますv
突然回しちゃったバトンにお答えくださってありがとうございました。
さすがkonさんの「組!」への思いは深いわ~~vと、たっぷり堪能させていただきました。
適切な言葉が見つからないと仰ってますが、私にとってはよくぞ言ってくれましたvなところが多々あって、身を乗り出してしまいました。
特に「Sのベクトルが内外関係なく全方向に向いている」というのは、まさにという感じ。私は勝手に「副長は生粋のSでしょ」と思っていたのですが(笑)、自ら傷つくという点は見落としてました。
それと山南さんとのくだり…本当に仰るとおりですねーー!!山南さんを強引にせざるを得なかった副長と、だからいっそうリタイヤに傾いてしまった総長と…。もっと山南さんが必要だという事を素直に表現できれば違っていたのか、それでもやっぱり離れていってしまったのか。なんだか思い出しただけでもこのすれ違いは切ないですね。
本編ではあまり見られませんでしたが、日常でかわしていたかもしれない、ほのぼの系の二人の会話を聞いてみたいですねv
そして、眼差し萌えにはすごく同感(^^)。
なんか「目で語る」ってところがたくさんあって、それがまた一瞬のことなのに雄弁で、かっちゃんとのツーカーっぷりが伝わってきて素敵ですよねvv

と、私まで長々と語ってしまってすみません。
konさんのブログ、今年も楽しみにしておりますーv

うわっみゆさん早っ!
ご連絡するより先にコメントいただいちゃって、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
いやーおかげさまで久々に(?)ディープな組!語りができて嬉しかったですよ。

あはは、「生粋のS」ですか(笑)。鬼の副長ですもん、当然ですよね。自ら傷つくという部分は(見落としてしまうくらい)誇張されすぎずに描かれるのが、私の好みとしてはちょうどいい感じです。
トシと山南さんについては、このブログでどんだけ語れば気が済むんだ!ってくらい書いてますね私。ホント好きなんだなあと我ながら呆れてます。必要とされてるってことは、山南さんはわかっていたと思うんです。でも、トシが求めているものに応えられなかったんだろうなと。…うう…切ない。
ほのぼの会話は、きっと内容が噛み合ってない気がします(笑)。矢継ぎ早のツッコミに困惑して目を泳がせる山南さんとか、ツッコミ疲れて投げやりになったところで「ああ、こういうことですね!」とミもフタもない解説をされて頭をかかえるトシとか、でも馬鹿馬鹿しくなってまぁいいかみたいな。想像すると楽しいです。

眼差し萌え、同意いただけて嬉しいです♪
「一瞬のことなのに雄弁」、その通りなんですよ~!
考えてみればこれほど目線をクローズアップしたドラマもないんじゃないかな。それを可能にする役者陣とスタッフありきですが、言葉なんて要らないじゃんってくらい伝わってきますよね。とくにかっちゃんが相手だともう何度となく目と目で通じ合っちゃって、悶絶です(^^)

ああ~年始めからみゆさんと組!語りができて幸せですわ~!
今年こそは当ブログも活性化させたいと思ってます。毎年目標倒れに終わってますが…やはり楽しみは自分で作り出していかなきゃね。がんばります!

我ながらウザイと思いつつ、山南さんについてもう少し付け加えずにいられなくなりました。

山南さんが迷い悩んでいるとわかっていたからトシは
「あんたが進む道は俺が知ってる。(だからあれこれ考えたり迷ったりせずに俺についてくりゃいいんだ。)」
と告げたと思うんですよ。すごい強引なラブコールだったかと。
でも、どうしても山南さんは請われた道に進めなかった。最終的には、共に歩めない代わりに、その道を行こうとするトシの背中を押す…という、彼に出来る精一杯の形で応えた…。
未公開映像で「土方くんは土方くんなりに、新選組のことを考えているのです」と言っていたように、山南さんはトシを理解していたと思う。しかしトシには、彼の思い詰めた心中が、自分を理解した上で拒絶されているとは、わからなかった。むしろ山南さんがもっと心をさらけ出していたら…とも思うけど、だとしても、やはりあの時のトシは理解したくなかったんじゃないか。諦めたくなかった、と言い換えられるかも。

山南さんにとって新選組は季節はずれの菜の花で、彼の思いも寄らないところで花開いてしまった。
咲いてしまった以上、寒風に晒されようとも咲き続けるしかない。散るまで。
私たちは菜の花というと山南さんを思い出すけど、最後に彼の目に映ったそれはトシの姿に重なっていたかもしれないなあ…なんて思ったりします。

いつもながら深読みしすぎですが。(結局暑苦しく語っちゃいましたね^^;)

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