2008年1月アーカイブ

ニュースと歴史

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週に一度くらいは何か書こう、というのが今年の目標。
いつまで続くやら...?
今週は木曜時代劇の「鞍馬天狗」について書くつもりだったけど、あんまり気がノらないので別の話題に(^^;
あ、N局の時代劇といえば、居眠り磐音が9月から新シリーズ決定で嬉しい。主演の山本磐音も良かったし、面白かったものなあ。新年度から時代劇枠が縮小されて30分になるのが悔しいけどさ...。

さて本日の話題は、チェックしているニュースサイトから。

政治などのコラムで、歴史が引き合いに出されることがある。中でも近代史の幕開けである幕末・維新あたりに触れることは多いかもしれない。今日の産経抄もそうだった。
目前の問題にとらわれて大局や将来のビジョンを見失ってはならない。が、将来あるべき姿を追い求めても目前に迫る問題が解決するわけじゃない...んだよなあ。
政治に限ったことではなく、ちょっと考えさせられる。
ただ、「今」の積み重ねが「未来」をつくることは間違いないんだよねえ...。

3日前の産経抄では「薩長同盟」に触れていた。内容に異論はないんだけど、ちょっと私見をツッコミたくなった。
まず、「一介の浪人にすぎない龍馬が...」のところ。
これはよく言われることだ。が、「一介の浪人」とは言えないんじゃないかといつも思う。脱藩したとはいえ元土佐藩士であり、土佐藩との強力なパイプがあるからだ。彼にそんなつもりはなくとも、接する相手は彼の背後にある土佐藩の存在を無視できないだろう。
その点で、清河八郎・近藤勇・伊東甲子太郎といった政治的になんの後ろ盾も持たない志士たちとは、決定的に違うのだ。
殺された後にしても、清河・近藤・伊東はそれぞれの仲間たちが私怨として抗うことしかできなかった。龍馬は(暗殺前に脱藩を許されていたとはいえ)土佐藩が公的に下手人(と思われていた近藤勇)の処刑を要求し押し通した。高台寺党(伊東甲子太郎の一派)が同じことを声高に訴えたところで、到底こうはいかない。土佐藩の発言力あればこそだ。
むろん龍馬自身の魅力を否定するつもりはない。念のため。

もうひとつは、ここで取り上げられた政治家の方々が「どうやら龍馬を気取っているらしい」ということ。
これもよく聞く話だと思う。龍馬とか信長とか、それまでの概念にとらわれずに思い切ったことを成し遂げた人物であり、それを大衆が求め、求められる側はそれに倣おうとする。それは別にいいんだけど...。
でも、考えてみようよ。
彼らは誰も考えつかないことをしたからこそ、彼らたり得る。誰かに倣おうとする時点で、すでに龍馬や信長には成り得ないんじゃないか。
...まぁいいけどね(^^;

篤姫

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大河ドラマ「篤姫」が始まった。いちおう、見ている。
あまり期待してないけど(心の予防線)、できるだけ細かい点は気にせず見るつもり。「組!」以来の幕末ものだしね。
もちろん一番の楽しみは山南将軍...もとい堺雅人さん演じる十三代将軍・家定だ。第一話のお姿があまりに可愛くてビックリ。ホント役者さんってスゴイ。
放映前に母が持っている原作を再読したが、堺さんなら魅力的な家定になるだろうと確信している。
そういえば源さんも他局で将軍(九代:家重)になってたな。惜しくも拝見しそびれたけど、どちらの将軍も共通点(虚弱で脳性麻痺による障害説)がある。うーん、難しい役どころが回って来やすいってことかしらん?

さて今回、小松帯刀(肝付尚五郎)という、これまでスポットが当たらなかった人を押し出してるのもいい。篤姫の生家近くの出身とは知らなかった。これからもいろんな発見があればいいなと思う。
西郷たちとの絡みもドラマのフィクションとしてアリだと思うし(近藤勇と坂本龍馬が会ってるはずないって類の批判はないんだろうか...^^;)、何より調所広郷を絡めたのがよかった!
単なる悪役で終わるのではと不安だったが、ときに斉彬の方がワルにも見えそうな描き方で、その微妙さがとても良かった。

平等って?

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受験シーズンである。
受験の功罪については書くまでもなかろうが、当事者にとって一大事であることは確かだ。子にその苦労をさせまいと、エスカレーター式の学校が人気だとも聞く。

どんなに勉強しても、或いは普段の成績が良くても、試験当日のアクシデントで涙を呑むこともある。
不公平だろう、と昔は思った。
入試の結果より、積み重ねた成績や内申を重視してくれれば楽なのにと思った。
しかし、最近は違うことを考えている。
改善の余地はあるにせよ、この方法、意外と公平なのかもしれないと。

暴論を承知で書いてみる。(今更か)
元先生のYさんには叱られるかもしれないけど、まあいろんな考え方があるってことでひとつ。

スポーツ考

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地元の話題で恐縮ながら、西本聖氏が講演に来るというポスターを見た!

と、唐突に名前を挙げたが、どれほどの方がご存じだろうか。
かつて読売巨人軍の投手だった。テスト生で入団し、大きく曲がるシュートを武器に打たせて取るピッチングで、天才・江川卓氏と並び称されるエースに上りつめた。努力の人だ。
闘志にあふれ、逆境に強かった。また、投球フォームが美しかった。
当時、私は大ファンだった。
彼の活躍が載った新聞は切り抜き、グッズを買い、その頃使っていたペンネームにご子息の名前を拝借していた。トレードに出されてから巨人の応援を止めた。それくらい、好きだった。
懐かしい...。
講演、聞きに行きたいなあ。

しかし、あれほど夢中だった野球も今はさっぱり見ない。
否、スポーツを見ていないのだ。
いつからだろう、スポーツにあまり面白味を感じなくなってしまった。

あっという間に2008年が明けてしまいました。
年を越す前に2007年のまとめ記事を書くつもりだったのになあ。直前の記事が夏の暑い盛りってのが我ながら泣けてきますわ。
本年も...いや、本年こそがんばりますのでよろしくお願いします!(気持ちだけは前向き)

去年は、スタートダッシュはよかったのに、息切れするのも早かった...。今年こそはルパンデータの続きをやりたいな。
他にも、ここ数年どうも企画倒れが続いてるので、何かひとつでも実現にこぎつけたいところ。

せめてブログくらい書けよ...と自分でも思うんですよ。
でも私、ノリや勢いで文章が書けないもんだから、必ず下書きをする。で、書き惑ってるうちにタイミングを逃して、アップし損ねた下書きばっかりごろごろ溜まってしまうという...。この悪癖をなんとか克服したい。
...できるかなあ。(早くも弱気;)

そんな私の新年。
多少は新年気分を味わおうと、N局の「スタジオパークからおめでとう」を見ました。
ただし、2004年の録画の...。
最初はね、雑煮を食べながら今年の生放送を見てたんですよ。でも「篤姫」(今年の大河ドラマ)番宣を眺めていたら、無性に2004年のが見たくなっちゃって。
う~ん、新年早々、進歩のなさが露呈されているような...。
いやいや、年末に「組!!」の放送もあったんだし、「組!」チームの忘年会も開催されてるようだし、まだまだ現在進行形で熱いですよ。ええ。
ルパン...は...オフィシャルが私的にビミョーなのでアレですが(^^;
しかし、ファン魂だけは熱く燃えていたいところです。

ともかく、どんなツマラナイモノであれ、アタマのなかにしまっていては意味がないので。
未熟でもくだらなくても、とにかくなんらかの形にすることを目標にしたいと思います。
(おっ、新年らしい締めくくりになった!)