金曜に確定申告の書類を出してきた。やれやれ。今年こそは溜めないで毎月帳簿をつけねば!(去年も誓ってたけどさ...^^;)
青色申告なので、経理は苦手だけど複式帳簿をつけている。この複式帳簿という考え方は面白い。「借方」と「貸方」という区分で金銭の移動を表すのだが、例えば電気代を銀行引き落としで払った場合、自分が得たもの(電気)が「借方」になり、失ったもの(銀行の預金)が「貸方」になる。両方の金額は等しい。お金だけ見れば減っているわけだが、等価の電気を得ているから収支はゼロなのだという当たり前のことに気づかされる。
さて。帳簿は年末締めでも、仕事は年度締めがほとんどなので、この時期は何かと忙しいし落ち着かない。幸いにして来年度も食べていけそうな気配である。本音はもう少し稼ぎたいけど、自分の許容量を見極めないとロクなことにならないから要注意だ。
中にはほとんど金にならない仕事もあるが、金に換算できない関係もある。複式帳簿に例えれば、「借方」の入金にお金以外の"+α"が加わって「貸方」の労働と釣り合う...ということかな。
お金だけでは収支の合わない部分なんて、世の中にはいくらでもある。いや、お金で回ってることなんてほんの一部に過ぎないんだろう。
ふと、お金と言葉は似ているな、と思った。