2006年1月アーカイブ

尽きない魅力

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新装開店したKon-Tents!へようこそ!
サイトでお伝えした通り、従来のKon-Tents!ページとブログを一本化し、URLも変わりました。余所様からのリンクはないと思いますが、もしもブックマークなどございましたらお手数ながら変更をお願いします。
ここ最近のso-netブログの重さに閉口して移転を急いだため、まだ不備な点が残っているかもしれません。お気づきの点などありましたら、ご連絡いただければ対応します。
まだまだルパンたちや新選組!について語り倒していくつもりです。今後ともご贔屓くださいませ。

さて、当Kon-Tents!では「ルパン三世」と「新選組!」が話題の2本柱であります。
私がこの2作品に惹かれる理由――言葉にするのは野暮なようですが、この機会に改めて考えてみました。それぞれについて語ろうとしたら意外と共通点が多かったので、以下のような箇条書きに。

テレビ自体をあまり見ないんですが、つい「組!」の役者さんたちが気になりドラマをチェックしてしまいます。そんなドラマについて感じたことをあれこれと。
文中、「組!」での役名と役者名がごっちゃになってます。適当に察してください(^^;

「出雲の阿国」を観た

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今週、so-netブログがとんでもなく重かったようで、記事が見れないとかコメントが書けなかった方がいらっしゃったかも。申し訳ありませんでした。う~ん...出来るだけ早いうちに引っ越したいです...。

さて。金曜時代劇の「出雲の阿国」を観ました。
いきなりドラマの感想でなくてナンですが、堺さん演じる三九郎の初登場シーンを見た瞬間、気づいたことがありました。それは、
 山南さんって、やっぱり野心家でもあったんだ...
ということ。(いやホント申し訳ない;)
別に三九郎と山南さんを重ねたつもりではないのです。三九郎の野心家としての表情が、確かに山南さんの中にもあったことに気づかされたんです。微笑みに隠れてはいたけども。幕末という世の表舞台に出て、自分の得た知識や剣を試したい、行けるところまで行ってみたい...という野心。
浪士組の話を持ってくる前後ではしっかり描かれてもいたんだけど、これまで感じていたより生々しい感覚をおぼえました。って今更ですがね。
あ、三九郎と山南さんはまったく別の人物として見えてますよ。阿国に引かれつつも野心家な三九郎が魅力的ですv

で、作品の方ですが、あまり期待していなかったものの良かったです。菊川さんは、失礼ながらこれまであまり魅力を感じられなかったけど(幾松も私的には最後まで違和感が拭えなかった)、阿国は今のところいい感じ。
"色"の表現が巧い演出だなと思いました。当時の芸って、結局は"色"ですものね。個人的な印象ですが、あえて美人に映そうとしてなかった(と見えた)のが良かった。強烈な"色"を発する芸を持つ田舎娘。それがラストで、芸に生きると決心する(開き直る)ところで一気に垢抜ける様が見事な演出でした。
来週も観たいです。

続編が、土方・榎本・大鳥のディスカッション劇であると知ったとき、これは山南さんがクローズアップされるなと思った。とことん話して解り合う――土方さんが誰よりそうしたくてできなかったのが、山南さんだから。
そう思って去年のうちにこのテーマで語ってみた。最後は少々駆け足になってしまったけど、やはり観る前に書いておいて良かった。

本編で土方さんが山南さんを思い出すときは、どうしても法度とセットにならざるを得なかった。
勇さんが法度を撤廃すると決めて、「今なら山南さんも許してくれると思う」と言ったとき、土方さんのなんともいえない表情が痛かった。

「...それから、山南さん」
噛みしめるように、続編で初めてその名を口にした土方さんは、眉間を寄せてやっぱり少し切なそうで。でも。
「山南総長は、武士の中の武士だ。あの人が居なきゃ、今の新選組はなかった」
静かに告げる台詞とその後の間、短い間にいろんな表情が入り交じる。それをじっと見ているだけで胸が熱くなる。
土方さんは多くを語らない。しかしこれだけのことが伝われば充分なのだ。言葉の中に昔のような辛さはない。もう法度はないし、或いはもうじき自分も"其処"へ行くのだという気持ちもあったのか...。
そして、回想シーン。一番強い生き物は何かという、たわいもない会話。
「ひとつ確かなのは、この世の中には我々の知らない生き物がまだまだ沢山居るということ。ひょっとしたらもっと強い生き物が居るのかもしれません」
そう言った知識人の山南さんが"鵺(ぬえ)"と答え、体験派の土方さんが"人"と応えるのかと思った。だが、逆だった。
ところで、ここで土方さんが鵺と答えたのは、先の山南さんの言葉に応えたような気もするのだ。だからこそ、その前フリの後で人と答えた山南さんに「そんな締め方でいいのか」と不満を訴えたのではと...。考えすぎだろうか?

もうひとつ"逆だ"と感じたことがある。

「終わっちゃったね...」

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4日の昼過ぎに母から電話がかかってきた。どちらからともなく、そう呟き合った。
ぽつぽつと感想を語り合っているうち気持ちが揺さぶられたのか、ふいに泣きそうになる自分に驚いた。
昨日は真面目に仕事をしているとき唐突に思い出して、感情を鎮めようと深呼吸したりもした。
本屋の新しいTV雑誌の山に、もう「組!!」の記事は載ってないんだな...と寂しくなった。

でも、本来なら一昨年の暮れに終わっていたドラマ。
もう一度盛り上がれたことが、プレゼントのような祭りだったのだ。祭りが終われば寂しいのは当然で。
だけど。
もう一度、山本土方を見たい。最期までちゃんと戦わせて、かっちゃんに逢わせてやりたい。そう思っていたのに、そして満足できたはずなのに、...やっぱり哀しくて、寂しくてならない。
最初からわかっていたことなのに、山本土方の最期を見てしまったことは、予想を超えた衝撃だったようだ。
どんな想像も、ビジュアルの力には適わない。改めて思い知らされた。

まだまとまらないけれど...

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観た。よかった。

これだけでも、見終わったら書こうと思っていたんです。
だけど書けなかった。たったこれだけなのに、書く気分になれなかった。
終わってすぐに2回目を見ました。1回目は、展開に頭と気持ちがついて行けなかったから。ひとつひとつの場面や台詞で、本編のいろんなシーンが思い起こされて、物凄い厚みが怒濤のように押し寄せてきて。どんどん進んでいく状況に、ちょっと待って待ってくれ!、と何度も叫びかけました。
とにかく、ただ、圧倒された。
90分はやっぱり短かくて、噂のディスカッションシーンも長いとは感じなかった。描ききれない面はあったものの、でも物足りないとは思いません。

続けて3回目を観たかったけど、頭痛と目眩がしたので止めました。朝の会津旅番組から総集編も観てたので目が疲れたんだな...と思ってたら、翌朝38度の熱が。知恵熱なのか興奮しすぎたのか...(^^;
今日も熱が下がらず会社を休んでしまいましたが、寝ながら「組!!」のことばかり考えてました。

新年

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新たな年が明けました。あけましておめでとうございます!
本年もご贔屓お引き立ての程、何卒よろしくお願い申し上げます。

昨夜は両親と紅白一筋。こんなの初めて。今後もないと思うけど。
それにしても、みのさんを起用するなら他の司会はアナウンサーで固めればよかったのにね。みのさんは消化不良だろうし、司会進行に不慣れな人たちはアドリブや時間不足に対応するのが大変だよ...。双方にとって気の毒な感じがしました。トチっちゃった時は直前のインタビューが長引いて焦ってるのが見えた矢先で、ちょっと同情してしまった。←身贔屓(笑)
しかしともかくもお疲れさまでした! なんといっても局長・副長のツーショットが見られたしね。しかも楽しそうにヒソヒソ話しちゃってさー。あの~そこ舞台上ですから。全国に映ってますからお二人さん(^^;。あとは白組が勝ったお陰で耕史くんにスポットが当たったのも嬉しかったな。

今日はもちろんスタジオパークを観ましたよ。年末年始はすっかり某局漬けです。いいように踊らされてますが仕方ないです。
ついに正月時代劇ですよ。ハイビジョンではもう今日放送ではないかー!(観られないけどさ)
あぁもう終わっちゃうんだなぁ...って、年の初めに"終わっちゃ"イカンね;;
ネタバレ映像にヒヤヒヤするのもこれが最後かな。トークは既出のネタばかりでしたが、ご本人たちの口から聞けるのは嬉しいです。愛之助さんは大阪で舞台なんだ。「義賢最期」はタイトル通り最期の大立ち回りがカッコイイんですよ! 歌舞伎座なら観に行くのになぁ。
しっかし昨日の紅白で耕史くんを知った人は、山本土方を観たらイメージの違いにビックリしそう。紅白→「組!!」→「組!」という順で観てくれる人が一人でも増えてくれればいいね。
私の「組!」Dayは3日なので、今晩から「組!」関連のネットサーフは我慢です。間違ってネタバレ感想なんか見ちゃわないようにね。

さて、自分の首を絞めるとわかっちゃいるんだけど、今年の抱負なども綴ってみましょうか。